Kenny Roberts_8 (3521/7670)
Kenny Roberts
on OW54
in WGP 1981
☆
モータースポーツと死生観 1
そういえば、二輪のモータースポーツを伝える雑誌は月刊としてはもはや二誌になってしまったし、二輪の雑誌だというのに、GPのことをページを割いて毎月伝えるバイク雑誌も案外少ない。バブル期でも、それほど多いとはいえなかったが、それでも、もう少し多かったような気がする。
その2輪のモータースポーツなのだが、専らMotoGPの結果のみである。モトクロスには専門誌があるようだが、昔であれば、AMAの結果ももう少しわかったし、季節になればマン島TTについての記事もあったりしたのだが、この何年か、雑誌ではとんと見かけない気がする。
その2輪のモータースポーツなのだが、専らMotoGPの結果のみである。モトクロスには専門誌があるようだが、昔であれば、AMAの結果ももう少しわかったし、季節になればマン島TTについての記事もあったりしたのだが、この何年か、雑誌ではとんと見かけない気がする。
で、石原慎太郎氏が三宅島で開催しようとした公道レース、MotoGPの系統ではなく、マン島TTなど、所謂Irish Road Raceといわれる一連の公道イベントの系統であると思われる。時代が時代で、そのあたり、雑誌を読むだけではほとんど知ることはなかったが、facebook伝いにこの2,3年で結構知ることが出来た。と、ともに、そこでyou tubeに上げられている映像を教えられ、それがどういうものなのかを段々と知ることになるのだが、
さて、何とも懐かしい感覚なのだ。それは、高校生の時、初めて二輪のレースのことを知ったころの興奮に近い衝撃というか。’80年代前半から半ばにかけての、ケニーとフレディ、ウンティーニ、ルッキネリ、そして片山敬済の時代のことだ。ハング・オフ(ハング・オン)といわれる乗車姿勢というのも、確かに衝撃的だった。それだけではないのだが、あの時の感覚を説明しろといわれても、何とも名状しがたいものであった。ただ、酷く美しいと思ったのは間違いない。
エディ・ローソン、ワイン・ガードナー、ウェイン・レイニー、ケヴィン・シュワンツ、ミック・ドゥーハン、ヴァレンティノ・ロッシ、それぞれの時代でファンの末席にいたのだが、この何年か、どうにも、かつてのような興奮を覚えない。マルク・マルケスの肘摺りなんてすごいじゃないか、とは思いはするけれど、なんというか・・・。
それがどういうことなのかは分からなかったが、ネットでマン島TTレースや、マンクスGP、アルスターGPなどの映像を見ていて分かったようなことがあるので、それを書く。
さて、何とも懐かしい感覚なのだ。それは、高校生の時、初めて二輪のレースのことを知ったころの興奮に近い衝撃というか。’80年代前半から半ばにかけての、ケニーとフレディ、ウンティーニ、ルッキネリ、そして片山敬済の時代のことだ。ハング・オフ(ハング・オン)といわれる乗車姿勢というのも、確かに衝撃的だった。それだけではないのだが、あの時の感覚を説明しろといわれても、何とも名状しがたいものであった。ただ、酷く美しいと思ったのは間違いない。
エディ・ローソン、ワイン・ガードナー、ウェイン・レイニー、ケヴィン・シュワンツ、ミック・ドゥーハン、ヴァレンティノ・ロッシ、それぞれの時代でファンの末席にいたのだが、この何年か、どうにも、かつてのような興奮を覚えない。マルク・マルケスの肘摺りなんてすごいじゃないか、とは思いはするけれど、なんというか・・・。
それがどういうことなのかは分からなかったが、ネットでマン島TTレースや、マンクスGP、アルスターGPなどの映像を見ていて分かったようなことがあるので、それを書く。
ひとつには、自分の子供の世代のレーサーとして走っているような時代ということもあるのかな、とも考えた。かつては、走っているレーサー達はおじさんたちでありおにいさんたちであったが、いつの間にやらタメ、年下、そして、いまや子供の世代、である。これは、どのスポーツ興行でも共通するのであろうが、最初は年齢的なこともあって、プレイヤー達に素直にあこがれられたが、年を追うごとに・・・というのはあるのかもしれない。目が肥えて多少のプレイでは驚かなくなるということもあるのかもしれない。
MotoGPの若いツルりとした顔のイケメンたちに、しかし、老いの負け惜しみでもなんでもなく、魅力を感じることはなく、一方で、今となくても超ベテランといわれるライダーでオレと同じか一つ二つ若いぐらいの公道イベントのライダーたち、こちらにしても、そういうわけでほとんどオレよりは若いはずなんだが、しかし、人によってはジャガイモみたいな顔をしているけれど、なんとも雰囲気のあるライダーたちなのだ。それは、オレが高校生だった頃のGPを走っていたライダーたちも持っていたような気がするのである。それは何なのか、ということなのだが。
(0015/7670)
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