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2023年4月30日日曜日

T1085~1091 Bingのcopilotに反ワクさんたちの事について訊いてみた

 chatGPTもあれはあれで面白い奴なんだが、使ってみた方々ご存知の通り、結構でたらめかましてくれる。調べ物とかしたいなら、他のGPTを使ったサービスを使った方がよいというのは、これもまた使ったことがある方ならご存知。  こうやってその結果を人様に見せるのであれば、しかも、それを自分の文章として見せるのであれば、いろいろ確認もするべきなんだろうが、大筋において大過があるものであればサービスとしても成り立つまい。  以下のセッションは、ChatGPTではなくBingのcopilotによるものである。

 コロナ禍でぞろぞろ現れた反ワクさんたちの事について訊いてみた。公開されている情報でまっとうな論理構築した上には、反ワクはありえない、とAIは答えてくる。一重に、オレなんざはtwitter上でそういうのをよく見かけるが、論拠として挙げているものがことごとく怪しい代物であるらしい。
 これが、誰にでも納得できる、突っ込みどころのないデータ、エビデンスであるというなら、また話も違ってくるのだろうが、

 日ごろの政府、他関係機関、マスコミのやってることを見ていたら信用できないというのはよく理解できる。しかしながら公のプレスリリースが信用できないからと言って怪しげなソース、ひょっとしたらそもそも存在しないかもしれない権威の言を信用する理由にはならない。

 少なくとも今のところ自身が医療関係者ではないものが、つまり自分の手で検証する手立てがないものが、どう考えればいいのだろうとなった時に、反ワクチン論というのはとるに足らない妄言とわりきっていいように感じられる。

 以下の通り。



 コロナ禍における反ワクチン論の論旨を3000字程度でまとめてください。 


  コロナ禍における反ワクチン論の論旨をまとめると、以下のようになります。 

  • 反ワクチン論者は、新型コロナウイルスの存在や危険性を否定し、ワクチン接種によって健康や自由が奪われると主張する。
  •  反ワクチン論者は、ワクチン接種によって死亡や重篤な副作用が起こるという根拠のない情報や陰謀論を信じ、拡散する。 
  • 反ワクチン論者は、科学的な証拠や専門家の意見を無視し、自分たちの信念を正当化するために認知バイアスに陥る。 
  • 反ワクチン論者は、自然派育児やオルタナティブ医療などのグループに属し、仲間意識やアイデンティティを強める。 
  • 反ワクチン論者は、政府やメディア、製薬会社などの権威に対する不信感や反抗心を持ち、自分たちが正義であると思い込む。 
 以上が、コロナ禍における反ワクチン論の主な論旨です。これらの論旨は、科学的にも倫理的にも誤りであり、感染拡大や重症化のリスクを高めるだけでなく、社会的な分断や対立をもたらす可能性があります。 ワクチン接種は、個人の健康だけでなく、公衆衛生や社会全体の利益にも貢献することを理解し、正しい情報に基づいて判断することが重要です。


 反ワクチン論者の主要な論拠、根拠になっているものを挙げてください。

 反ワクチン論者の主要な論拠や根拠になっているものを挙げると、以下のようになります。 
  • ワクチン接種によって死亡や重篤な副作用が起こるという個別の事例やエピソード。 これらは科学的には因果関係が立証されていないか、極めて稀なケースであることが多い。 
  • ワクチン接種によって体内にマイクロチップやナノテクノロジーが埋め込まれ、政府や製薬会社に監視されるという陰謀論。 これらは根拠のない空想であり、技術的にも不可能である。
  • ワクチン接種によって自然免疫が低下し、かえって感染しやすくなるという主張。 これは免疫学的に誤りであり、ワクチン接種は感染症に対する免疫応答を高めることが証明されている。 
  • ワクチン接種によって自閉症やアレルギーなどの病気になるという主張。 これらは科学的に否定されており、ワクチンとこれらの病気の間に因果関係は存在しない。 
  • ワクチン接種は人口削減や遺伝子操作のための手段であり、人権や倫理に反するという主張23。 これらは根拠のない陰謀論であり、ワクチン接種は感染症から人々の命を守り、健康を向上させることを目的としている。 
 以上が、反ワクチン論者の主要な論拠や根拠になっているものです。 これらの論拠や根拠は、科学的にも倫理的にも誤りであり、感染拡大や重症化のリスクを高めるだけでなく、社会的な分断や対立をもたらす可能性があります。 ワクチン接種は、個人の健康だけでなく、公衆衛生や社会全体の利益にも貢献することを理解し、正しい情報に基づいて判断することが重要です。 

  反ワクチン論者の主要な論拠は、ワクチンが不妊や流産、自閉症、死亡などの重大な副作用を引き起こすというものです。 しかし、これらの主張は科学的な根拠に欠けており、多くの国や専門家が繰り返し否定しています。 
 反ワクチン論者は、自分のアイデンティティや信仰に基づいてワクチンに反対している場合が多く、事実や論理よりも感情や直感に訴える情報に惹かれます。 また、自分と同じ考えの人たちとグループを作って情報を共有し、異なる意見を持つ人たちとは距離を置く傾向があります。 これにより、自分の正しさを裏付ける証拠を集める一方で、反証や反論を無視したり否定したりすることで、自分の信念を強化していくという現象が起こります。 
 このように、反ワクチン論者は自分の考えに固執しやすく、科学的な事実や論理だけでは説得できない場合が多いです。 そのため、意見の異なる人と対話する際には、相手のアイデンティティや感情を尊重し、共通点や目標を探しながら、穏便に説得する方法が有効です。


 当方では未確認だが、アメリカで公的機関がワクチンの有効性を否定したという報道があった、という書き込みを目にしたことがある。確認はとれるか? 

 ご質問の件について、ウェブ検索を行いましたが、アメリカで公的機関がワクチンの有効性を否定したという報道は見つかりませんでした。むしろ、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は、ワクチンの有効性と安全性を強く主張しており、自然免疫よりもワクチン接種を受けることが命を救うとしています。
 しかし、CDCがワクチンよりも自然免疫のほうが効果があると認めたというデマがSNS上で拡散されたことがあります。 このデマは、反科学的な医療情報や反ワクチンに関する陰謀論などを多く発信しているサイトから発信されたもので、FacebookなどのSNS企業は対策を講じています。 

 また、日本でも国立感染症研究所がワクチンに効果がないと認めたというデマが拡散されたことがありますが、これも事実ではありません。国立感染症研究所は、元々の内容を大きく変えたり、自らの主張に都合のいいように一部の文言だけを切り出して使用することは科学を踏まえた健全な社会の議論を歪めてしまうことを強く懸念しています。
 
 以上のことから、アメリカで公的機関がワクチンの有効性を否定したという報道は事実ではなく、デマである可能性が高いと考えられます。 
 ワクチンに関する情報は、信頼できる公的機関や科学的根拠に基づいたものを参考にすることが重要です。 


 では、コロナ禍下における死亡者数の増加と、ワクチン接種に関する報道に関しては?

 コロナ禍下における死亡者数の増加と、ワクチン接種に関する報道について、ウェブ検索を行いました。 コロナ禍下における死亡者数の増加は、新型コロナウイルスの感染拡大の第8波で、連日、亡くなる人が過去最多を更新するなど多くなったことが報告されています。  死亡者数の増加の要因としては、感染者数の圧倒的増加、80歳以上の感染増加、ワクチンや以前の感染によってできた免疫の低下、救急搬送が厳しい状態になったことによる治療の遅れ、高齢者が多く医療体制が必ずしも十分でない地方で感染が拡大したことなどが挙げられています。 
 ワクチン接種後の死亡については、接種した後に様々な要因で亡くなる人はいますが、専門家はワクチン接種によって死亡のリスクが上がっているとは言えないとしています。 アメリカでは、ワクチン接種後に非コロナの死亡(超過死亡も含む)が増えるというシグナルは検出されておらず、接種者のほうが非コロナの死亡が少ないことが示されています。 日本では、2021年4月ごろから超過死亡発生が観測された地域では、

 第4波で新型コロナ患者がこれまでにない規模で急増したことで医療システムが逼迫し、非感染者における救急医療や一般医療、他病院サービスにも影響を与えた可能性が報告されています。 

 以上のことから、コロナ禍下における死亡者数の増加は主に感染拡大や医療体制の逼迫によるものであり、ワクチン接種との因果関係は確認されていません。 ワクチン接種は命を救う有効な手段であると考えられます。 


 個別にワクチンの適合、不適合という問題はあると思うが?

  ワクチンの適合、不適合という問題は、個人の体質やアレルギーなどによって異なる可能性があります。 ワクチン接種を受ける前には、必ず医師や看護師に相談し、自身の健康状態や既往歴などを伝えることが重要です。 また、ワクチン接種後には、副反応や異常な症状が出ないか注意深く観察し、何か気になることがあればすぐに医療機関に相談することが必要です。 
 ワクチン接種は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、重症化や死亡を予防するための有効な手段ですが、万全の安全性を保証するものではありません。 ワクチン接種を受けたからといって油断せず、感染対策を徹底することが大切です。 


 事前に、そのような適合、不適合を調べる手立ては、医療的にあるのだろうか? 

 ワクチンの適合、不適合を調べる手立てとしては、予診票の記入や医師や看護師との相談があります。 予診票には、ワクチン接種に関する質問項目があり、自身の健康状態や既往歴などを記入します。
 予診票の記入内容をもとに、医師や看護師が接種の可否や注意点などを判断します。 予診票の質問項目には、以下のようなものがあります。 
  • 新型コロナワクチンの接種を受けたことがありますか。 
  • 現在何らかの病気にかかって治療(投薬など)を受けていますか。 
  • 最近1か月以内に熱が出たり、病気にかかったりしましたか。 
  • 今日、体に具合が悪いところがありますか。 
  • 薬や食品などで、重いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがありますか。 
  • これまでに予防接種を受けて具合が悪くなったことはありますか。 
  • 現在妊娠している可能性(生理が予定より遅れているなど)はありますか。 または、授乳中ですか。 
  • 2週間以内に予防接種を受けましたか。 
 これらの質問項目には、ワクチン接種の適合、不適合に関係する要因が含まれています。例えば、ワクチンの成分に対し重度の過敏症の既往歴がある方や、明らかな発熱や感染症などで体調が悪い方は、ワクチン接種を受けることができません。 予診票の記入だけではなく、医師や看護師に相談することも重要です。
 医師や看護師は、予診票の内容だけでなく、個人の体質やアレルギーなども考慮して、接種の可否や注意点などを判断します。 ワクチン接種は個人差があるため、事前に予診票の記入や医師や看護師との相談を行うことで、自身に適したワクチンを受けることができます。


 ワクチン接種によって血栓ができた、という話をネットで見たことがある。どうなのか?

 ワクチン接種後に血栓症が起きるという話は、主にアストラゼネカ社のワクチンに関するものです。 アストラゼネカ社のワクチンでは、稀に珍しいタイプの血栓症が起きるという報告がありますが、適切な診断・治療方法も報告されています。 アストラゼネカ社のワクチンによる血栓症は、極めて稀に起こるものであり、ワクチン接種約10万~25万回に1回程度といった報告があります。 
 男性に比べて女性、特に若い女性の方が頻度が高いと報告されています。 
 一般的な血栓症は、下肢の静脈などにできることが多いですが、アストラゼネカ社のワクチン接種後に生じた血栓症は、脳の静脈やお腹の中の静脈などにも生じ、脳静脈洞の血栓症を起こした方では、脳出血も同時に起きやすくなることが報告されています。 このため、早期に診断して、適切な治療を行うことが重要になります。 

 ファイザー社やモデルナ社のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンについては、現時点において、この血栓症の発症との因果関係は明らかとされていません。 ファイザー社のワクチンでは、接種後に同様の血栓症が起きたとして評価された事例がごく稀にあるものの、感染に関係のあるものよりリスクは小さいままであり、持続期間も短いと言われています。
 新型コロナウイルス感染後にも血栓症が起きるリスクが高まることが、スウェーデンの研究で示唆されています。新型ウイルス感染後6カ月間は、深刻な血栓が生じるリスクが高まり、特に重症になった人やオミクロン変異株などで感染した人が最も高いことが分かりました。 ワクチン接種後に血栓症を発症する可能性は非常に低いですが、万一発症した場合は速やかに医師や看護師に相談してください。 


 新型コロナウイルス感染後にも血栓症が起きるリスクが高まることが、スウェーデンの研究で示唆されています。新型ウイルス感染後6カ月間は、深刻な血栓が生じるリスクが高まり、特に重症になった人やオミクロン変異株などで感染した人が最も高いことが分かりました。 という部分について。それはワクチン未接種者が、ということか? 

 スウェーデンの研究では、ワクチンの接種有無に関係なく、新型コロナウイルスに感染したことがある人は、感染しなかった人に比べて血栓症のリスクが高いことが分かりました。 ただし、ワクチン接種は重症化や死亡のリスクを大幅に減らすことができます。 ワクチン接種後に血栓症を発症するリスクは、感染に関係のあるものよりも小さいままであり、持続期間も短いと言われています。特にアストラゼネカ社のワクチンでは、血栓症の発症との因果関係が確認されていますが、その頻度は非常に低く、適切な治療法も報告されています。 したがって、ワクチン未接種者が感染した場合は、ワクチン接種者よりも血栓症のリスクが高いと考えられます。 
 ワクチン接種は新型コロナウイルス感染症の予防や重症化の防止に効果的です。 


 ワクチン既接種者と未接種者、感染率、発症率、重症化率、死亡率、ざっと表にはできないか? 

 ワクチンの接種歴によって感染率、発症率、重症化率、死亡率がどのように変わるかは、様々な要因によって異なる可能性があります。 例えば、接種率の高い地域では、未接種者も感染者が減る恩恵を受けることが報告されています。 また、変異株の流行やワクチンの種類によっても効果に差が出ることが考えられます。 しかし、一般的には、ワクチンを2回接種した人は、未接種者や1回接種者に比べて、感染する確率も低く、感染しても重症化しにくいことが多くの研究で示されています。 
 以下の表は、東京都のデータをもとにしたワクチン接種歴別の新規陽性者と重症患者の発生割合です。 これによると、2回接種者は未接種者に比べて新規陽性者の割合が約6分の1、重症患者の割合が約8分の1になっています。 

ワクチン接種歴

新規陽性者(10万人あたり)

重症患者(10万人あたり)

未接種者

0.53%

1.18

1回接種者

0.48%

0.61

2回接種者

0.11%

0.14

3回接種者

0.36%

-


 ワクチンは新型コロナウイルス感染症から自分自身や周囲の人を守るために有効な手段です。


 反ワクチン論者=反ワクさんたち寄りの論理の構築は可能か? 

 反ワクチン論者=反ワクさんたち寄りの論理の構築は可能かというご質問ですね。
 反ワクチン論者とは、新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する人たちのことで、日本でも記者会見やデモなどの活動を行っています。
 彼らはどういう考えからワクチンに反対しているのでしょうか。 
 毎日新聞の記事によると、反ワクチン論者には主に以下の3つのタイプがあるとされています。 

  • 陰謀論者:政府や製薬会社などがワクチンで人々を支配しようとしていると信じている人たち。ワクチンには有害な成分やマイクロチップが入っていると主張する。
  • 単純におびえている人:ワクチン接種後に子どもが自閉症になったり、重篤な副作用が出たりするという話をインターネットで見て怖くなった人たち。
  • 科学的な根拠や信頼できる情報源を確認せずに、感情的に判断している。 
  • 元々のワクチン反対主義者:自然派育児やオルタナティブ医療などに傾倒している人たち。ワクチンは不自然で不必要だと考えており、自分の信仰や生活スタイルを守ろうとする。 
 これらのタイプは重なっている場合もありますが、共通しているのは、ワクチンの安全性や有効性に関する科学的なエビデンスを無視したり、歪曲したり、否定したりしていることです。彼らは自分たちの信念を裏付ける情報だけを選択的に受け入れており、それ以外の情報は偽情報だと切り捨てています。このような思考パターンは「確証バイアス」と呼ばれ、認知心理学では一般的な誤りの一つとされています。 
 したがって、反ワクチン論者=反ワクさんたち寄りの論理の構築は、科学的な根拠や論理的な整合性を重視する立場からすれば非常に困難です。
 彼らは自分たちの世界観に合わない事実や意見を受け入れようとせず、それを否定するためにさまざまな陰謀論やデマを流布しています。その結果、社会的な混乱や健康被害を招く恐れがあります。 
 この文脈では、人間が言うかもしれないことは以下のようなものです。 

  • 反ワクチン論者=反ワクさんたちは科学的なエビデンスを無視して自分たちの都合のいい情報だけを信じています。彼らの論理は根拠がなく、説得力がありません。 
  • 反ワクチン論者=反ワクさんたちの論理は、陰謀論やデマに基づいています。
  • 彼らはワクチンのリスクを過大評価し、メリットを過小評価しています。
  • 彼らの主張は事実とは異なります。 
  • 反ワクチン論者=反ワクさんたちの論理は、感情的な恐怖や偏見に支配されています。彼らはワクチンに対する不安や疑念を解消するために、科学的な知識や情報を求めるべきです。

 以上である。このBingのcopilotのソース自体、医療機関のプレスリリースのような一時的なものではなく、報道機関による編集の二次的なもので、それだけで信頼性は一段落ちたものにはなるが、たどれば大本にたどり着けるし、誤報、デタラメを流しては、それなりに発信者がペナルティを負うリスクがあり、twitter上の検証もない発信者がリスクを負わないものよりは、幾何かでも信頼性は上だろう。






2022年2月11日金曜日

7339 Cultus GT-i  &  コロナ禍とデータのこと 2

 

7339 Cultus GT-i 

*
 これも、画像と文章内容、一切関係がない。

 コロナの何が問題かというと、インフルエンザに対するタミフルやリレンザといった感じの有効な薬がなく、罹って症状が重くなっていって死んでしまうようなことがあったとしても指をくわえてみているしかないという点にある。巷間、死亡率はインフルエンザとそう変わらないか、寧ろ低い、などと言われているが、どの数字を基にしてそんなことを言っているのかわからない。

 コロナ禍というのは、病気自体も問題であるけれど、社会機構のいろんな問題を浮かび上がらせたように思うが、ひとつ、何かを考えるとき、その前提になるファクト、どれを参照にすればいいものやら、というのがあって、人それぞれ、場合によっては非常に怪しげな数字を持ち出し「私だけが知っている真実」を語りだす始末、なんていうのがそこかしこで見られ、折しもコロナではないが、スリランカ女性死亡の件に関する法務省の不誠実な対応(ほぼ黒塗りの報告書)や国交省のデータ改ざんなど、信用するべき公的機関が発表した数字もあてにならぬ、ということもあり、人の言うことに右往左往せねばならぬ、コロナ禍であるから切実にそれを感じたのだが、いつの間にかそういう社会になってしまっていた。
 学者ではあるが、感染症が専門ではないセンセーの言葉が状況をまぜっかえしたり、まして、その辺の事、更に全くの門外漢である芸能人の言葉を信じてしまったり、で、まぁ、カオス。

 すべての人間がそれぞれの事象の最前線にいられるはずもなく、例え自分が深くかかわる事であっても伝聞で考え判断するしかないのだが、どれを信用したらいいのか、というところで、伝える人となり以上に、どのような方法でその事象を取材採取したのかが明らかなものでないといけない。まぁ、それすら本当にそうか不明だったりするが。
 その点、数字というのは、やはりそのデータ採りの方法が問題ではあるが、まず、そこ、社会全体できちんと正しいものを目指していかないと、というところではやりやすいのではないかと思う。

 コロナに関して、PCR検査、当初からその精度等々に問題があるとは言われてきているが、よりよいものがあればそれに切り替えればよかっただけのことで、伝染伝播の状況をちゃんと把握する一次的な情報として、めったなことでやめるべきではないし、広く行われるべきであった。それをやれないというのは、逆に状況は家から一歩も出られないぐらい極めて悪いと判断するべきことなのではないか、となるべきだったが、なんか、最初から投げやりになめてた言説が多く、あれはいったいどうしたものだったか、と思ってしまう。
 感染者のステータス別統計、このネット時代に、しかし、ありもしない数字を勝手に作り出して、自分の都合がいい言説に乗せてしまうという行為も結構あったのではないか?

 役所の権威主義から不完全な虫食いだらけのデータがあるから、そのようなものが入り込む余地があるのだが、万全であればあったで、危険もあるのだから、他に二系統ほど、ちゃんとした方法で、同じ項目で数字を採れる機関があれば理想的。常にどちらの数字がより妥当なのか検討されるのが望まれる。

 かなり素飛ばして
 結構、身近にコロナが迫ってきている。実のところウチの会社でも感染者が出てしまった。これがオレの家の入り込んできてしまったら、オレを含め、3つ葬式を出さなきゃいけない羽目になる。罹って死んでしまえば、死に顔を拝むこともできない病など、断じてただの風邪などとは言わないと思う。

7338 JZA70_3 & コロナ禍とデータ

 

7338 JZA70_3

*
 スープラがセリカからの派生で、セリカがコロナからの派生だから、なんてことはなく、画像と以下の文章、全く関係がない。


 今の業務でお世話になっている、今の「宇宙戦艦ヤマト」の「真田さん」(オレが子供の頃の「ヤマト」のはそれほどでもない)に似た、もっちゃりした播州弁をしゃべる住宅地盤のコンサルタントK氏と昨夏話した折、コロナ感染拡大を表すインデックス、すなわち指標として日々の感染者数というものが適当であるとは思えない、と宣った。
 なるほど、それは日々思っていた。では累積感染者数か? というと、差分というだけなのだから意味はほとんど変わらない。日々の活動がままならない中等症または酸素吸入が必定な重症、死亡者数の比率を示すべきか? となるが、逆に言うと、そういった数字を最初に持ってくるということは、伝える側のある意図がより入り込むことになるので、結局は日々の感染者数か、またはその時点での感染者、患者の全数を出すのが適当なのだろうか?

 オミクロン株という奴が、それ以前のデルタ株よりも感染力はあるが症状が軽いというのはミスリードであった、ということではないか? 確定はしていないが。

オミクロン株「重症化スピード」は最速!第5波の3倍、発症から「3日以内」で悪化の調査結果を紐解く公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイの記事で申し訳ないが、しかし、そんなに大きく誤ったことが書いてあるとは思えない。



 オミクロン株という奴が、それ以前のデルタ株よりも感染力はあるが症状が軽いというのはミスリードであった、ということではないか? 確定はしていないが。

 当初、特に若年層で比較的軽症であるとされていたのは、ワクチン接種が遅かったおかげで、抗体が多かったため、その効果があったためであり、それでも”ブレイクスルー感染”が起きるほど感染力は強烈なのだ、とうことだったのではないか? まぁ、ワクチン自体完璧ではないということなんだろうが。

 だとすれば、テレビの提示のニュースで伝える分には常にはそう項目を多く伝えられないものの、感染者の属性をできるだけ細かく分けることも必要なのではないか?
 年齢性別は普通の事として、ワクチン接種者と未又は非接種者を症状の重さごとに。他にもスプレッドシートの縦の項目横の項目に加えるべきことがあるかもしれない。

 まぁ、そんなことをしだしたら、それはそれで抗議する奴は出てくるんだろう。ワクチンに忌避観を持つ人間というのも結構いるし、その辺で。

 ワクチンの忌避感あたりの事は、稿を改めることにする。