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2021年9月23日木曜日

7100 SB1_3

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SB1
Adam Malley
Mid-Ohio 2008

 別に右翼の街宣車というわけではなく、アメリカの草レースでの一コマである。'70年代にディーラーを離れて以来、ほぼ日本人がかかわっていることはないと思われる。

 旭日旗が、ハーケンクロイツと並ぶものとして、掲げることに対し韓国人が批判を繰り広げるようになるほんの少し前のものである。
 思い出すのは二輪のGPで、ヨハン・ザルコが赤丸に放射線状に赤の帯が広がるデザインのヘルメットをしていたところ、やはり強く攻撃されデザインを変えてしまったということがあった。別に敬意も謝意もあるわけではない。面倒くさい奴らの相手など無駄な消耗でしかないと判断したのだろう。このシビックにしたって、今このカラーリングなのかどうかは分からないし、そもそもクルマとしてこの世に未だに存在しているのかもわからない。

 日本として、然るべきタイミングで、受けるべき人間にペナルティを課さずに、その為にその辺の事実ぼやかしてきてしまったことが、何やら、日本人総出で謝れ、みたいな韓国人の主張を罷り通らせている気がして仕方ない。であるから、うやむやにはやはりうやむやに、韓国の政治的主張が勝利したりする。しかし、繰り返すが、そこには、政治的に勝利しても本質的な経緯や謝意は存在しない。あ~、またなんか面倒くさいこと言ってきてる、というのが多数派であると思われる。

 聖徳太子の時代から代々、日本の「日いずる処」というのが、中国人にも韓国人にも、日本人にマウントとられたようで我慢できないということもあるのだろう。ハーケンクロイツが、アーリア人の優秀性をなんたら、とヒトラーがでっち上げたものと、同列で語られるのはそういう理由もあるのかもしれない。いや、これをやめさせるいい機会だと、何千年来の懸案を解決するつもりなのかもしれない。本当は日本人から日章旗も菊のご紋も取り上げたい。そんなところではないか? あんなやつら、この世の果ての小島に追い落とされたやつらに偉い顔されるの我慢できないとかという、何千年にわたる歴史意識があるのかもしれない。真っ先にやり玉に挙げたのが、日章旗でも菊のご紋ではなく旭日旗であるところにそんなことを感じた。攻撃しやすい所から、という感じだろう。
 
 実は、それぞれの国内で、支配者層がそれぞれの地位保全のために結託していることもあるかもしれない。2021年9月現在、コロナ禍での失策で、自民党危うし、というタイミングで、北朝鮮がちゃんとミサイルを撃ってくれた。お互いの世論がいがみ合うことで、世論を糾合し、結果既存の支配者層の地位が保全される形。
 でなければ、太平洋戦争時に何があったか、何をしたのか、遅くとも景気が良かった昭和後期までに、誰もが納得できる論理的な解明は済んでいるはずで、21世紀になってから、まさか、当時の軍旗に使われていたからと、旭日旗の排斥運動が今更のように起こったはずもない。
 韓国など、ちゃんとすべて明らかにされていない大戦の、「日本の負債感」を国家的資産をとらえている節すらある。なにかあれば日本から絞れ、出来るだけ長期間にわたり、みたいな。で、日本の支配者層もそれに連動している感じで。

 シビックはカッコいいのに、クソみたいな文章を書いてしまった。しかしまぁ、こんなボディパネルの車を掲載する以上、何か書かないわけにもいくまい。


 

2021年5月25日火曜日