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2022年3月27日日曜日

7424 A calm day

 

7424 A calm day


 別にウチの近くの風景というわけではない、ネットで拾った多分日本のどこかの風景。でも、ウチの近くにもありそうな感じのありふれたもので、ふと、ね、いろいろおもいたったことがあり、facebookで走り書きみたいな書き込みしたんだが、それをいかに転載することにする。

 Facebookでお友達になっていただいた神村真さんと宇津木慎司さん、神村さんはリアルで今やってる業務のアドバイザーで大変お世話になっている。宇津木さんは土質とか防災に関するFB上でグループの主宰されている。

 高校の10個先輩のYoshihiko Aimotoさんとは、FB上で、割と大きめの川の合流点での洪水の危険性について話し合いさせていただいたし、まぁ、オレもそういう商売をしているので知識はそこそこ持っているが、しかし高度な知識をすべて持っているかというとそうでもない、そんな感じで、
 自分の家のあたりの地図にハザードマップ、重ねてみたことあります? 重ねて、しかし、思わしくない様子だったとして、じゃあ、どうする?って話なると面倒くさくなってやっぱ見るのやめた、ということになってしまうことも多いかも。いまさらそんなことを言われてもねぇ、というところで。
幸い、当地、自然災害とは比較的縁遠いところではある。猪にはぶつかるけれど。でも、起こらないと思ったらひどい目にあうというのがここ数年のこの国のパターンで、とりあえず、今日明日、一年以内に対策しなくても、ちょっと覚えておいた方がいい、かも。
 当地やそれ以外関西、大体500m以内の範囲でお住まいの位置を把握しているお友達について考えてみた。
 まず何に気を付けなくてはいけないか? ハザードマップの種類でもあるが、水害の危険、地震や大量の降雨による土砂災害の危険、強烈な地震による液状化の危険、その他を想定する。
 一人ひとり言及してもいろいろ問題あるんだろうが、いくつかのパターンがあるので、それに当てはめて考えてみた。
 当地、高岡で、多分大丈夫、というのはごく狭い範囲で、在来線の駅から古城公園あたりまでの、高岡段丘の上、だけ。一人お友達の実家が堀と道路を挟んで経っている。洪水ハザードマップで色がついていないし土砂災害の恐れもごく少なく(城の堀の法面以外)地盤硬く液状化の心配もない。
 次に高岡段丘を含む埋没した出尾根の上にある、瑞龍寺とかそのあたり。総持寺も含まれる。よほどの水位の洪水がない限りここも大丈夫かな?
 在来線を挟んで北と南で考える。北、つまり海側。洪水、あります。液状化、します。ただ平野であるから、地滑りなどの心配はありません。
ただし、伏木に住むお友達。段丘崖の上に住んでおられるが、家の位置、ちゃんとは知らないが、洪水、津波の心配はいらないものの、土地の造成のやり方次第で、地震などがなくても不等沈下の危険があったり、地滑りがけ崩れの危険がないかチェックが必要。あと、熊に注意な。
 海の近くにこの何年になって引っ越した奇特な友達もいる。富山湾の津波の危険。怖いのは呉羽山断層の地震で、断層の北の端、海の中で大きくずれれば5,6mの津波が起こり得る。地層にそういう履歴があるらしい。どうかうまく逃げてくれ。家はたぶん一応は海岸砂丘の上に建っていると思うんだが、外れていれば液状化、真っ先にする。
これは、Yoshihiko Aimotoさんともお話したが、そこそこ大きな川の合流点、2年前の広島岡山で起きた洪水のパターン。そうじゃなくても、ウチなんかそうだが、庄川、明治に大洪水起こしてる。その時は対岸だけど。南郷大橋のたもとの分譲住宅地に住むお友達の懸念はそこ。そこだけに関していえば、あとは割と心配は少ない。
が、高岡市内、概して川の近くは水害に加え液状化が起きないか、機会があればチェックしておかれるのがよろしかろ。
 在来線の南側、更に、二塚から佐野にかけて自噴する井戸があるそのあたりより山側、木造住宅に限り硬さに関しては申し分ない。ただし、多分、前の会社で地盤調査しているあたりだと思うのだが、戸出の線路沿いにご実家があるお友達。あのあたり、製材所の跡地であり、木くず大鋸屑が埋まっていたらこれはまずい。腐ったらその分基礎が沈む。あと、庄川右岸、にご実家があるお友達。砺波平野東縁断層がある。動いたらそこそこデカい地震になる。西縁断層は天正地震の時動いて木船城が液状化と屋根雪の重みで爆散しているが、立野のあたり、からその辺、小矢部川の周り、水害の危険、液状化の危険がある。
 旧松任の白山市に住むお友達、多分大丈夫のような気がする。手取川の水害には気を付けて。金沢小立野に住むお友達、崖崩れに気を付けてね。
桂川と宇治川の合流点近くに住むお友達の近所は何年か前、実際に水害に見舞われた。まぁ、オレに言われるまでもなく、対策どうしようかと考えているとは思うが。
奈良の丘の上に住んでいる友達。そこ、ほぼ心配ないです。近くのため池だけ気を付けていてください。
 西宮にすむ妹。南海トラフ地震とか、時間に多少余裕はあるが、津波あるかも、だから、さっさと逃げろよ。
 大地震の後のライフラインの心配まではできない。
あと、ちょっと大げさに書いたかもしれない。生半可な知識で、こういう心配があると書き連ねてみたが、逆に言うと日本で何の心配もないところなんてほとんどないんで、危険性に優先順位をつけてそれに従って対処していくしかない。まずはオレなんかより信頼できる人に判定してもらってください。
 ウチに関していうと、液状化の心配あるにはあるが、それを引き起こす断層は微妙に離れている。津波も、多分来ない。となれば水害で、正にこの地で降る豪雨も心配だが、ちょっと上流側、砺波から飛騨にかけて豪雨が続けば用心しなきゃいけない、といったところ。