7281 H1 500SS Mach III_3
元旦所感
カレンダーが新しいものに掛け替わった、などと言っても、特にカレンダーなど壁に掛けることもなくなって何年も経つ。こういう時、子供がいない家というのは、どうにも新鮮な気持ちで新年を迎える殊勝な気持ちが弱い。ましてコロナ禍、妹夫婦も来ることがなく、老いた両親と三人、しかし、外は子供の時にあったような、そこそこな雪。静かな元旦だ。
で、カレンダーが掛け替わったというのに、昨年、いや、昨日と同じように、オレはこんなことをしている。勿論年内にはそれなりに大掃除とか料理とか準備はした。
結構ね、去年は仕事が胃に来た。この年になるまで、そんな仕事をしてこなかったから。まぁ、悪いこととは思っていない。それも人生としてはアリ。若い時は、そういうものから逃げてしまったり、逃げちゃだめだ逃げちゃだめだと思いながらそればかりになったり。気持ちは後ろ向きではなく、ネガティブなことはちっとも思ってないのに、なぜか胃にはしっかり来ているなんていう、これは初めての経験だ。結構面白い。でも、胃が痛い、時々。
医者に診てもらって、特に悪いところはないようなので、このままいく。仕事、ずっと続くけれど、とりあえず、一区切りまで、うまくやりたいと思う。
気が付けばカウントダウンに入っている年齢になっている。下手打てば明日この世にいなくなってるかもしれない。今更後悔のない人生を、なんて無理なくらい、後悔が掃いて捨てるほどあるんだが、それなりに整理をつけながらやっていくことになる。
実は、このブログに何千と上げている絵みたいもの、これらもその一環だったりする。思った数にはまだ3千程足りない。まぁ、ぼちぼちやっていくしかない。
ただ、見えないけれど、皆があることを感じ取っている線を一本超えただけの事で、それがめでたいのかどうか、この年になれば、そういう区切りまでとりあえずたどりつけたのは、よかったね、というのはよくわかる。
また一年、皆様も元気で過ごされますよう、お祈りしております。