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2024年8月4日日曜日

2024年6月30日日曜日

8283 Gilles Villeneuve _20

 

8283 Gilles Villeneuve _20

Gilles Villeneuve
Marlboro - McLaren M23 Ford-Cosworth
Silverstone  1977


2024年6月16日日曜日

8271 Ayrton Senna da Silva_27

8271 Ayrton Senna da Silva_27

Ayrton Senna da Silva
MP4/6
Phoenix 1991

NT0060 1994年5月1日のこと(正確には日本時間で2日のこと)

 本来京都の北山というと結構広い範囲を指すのだという話を聞いたことがある。岩倉から鞍馬、花脊、雲ケ畑もそうだ、と、誰かが言ってたような気がするが、まぁ、バブルの頃はそんな山奥まで行かない、植物園の北っ側の、京都にしてみれば割と新しめの区画整理がされたあたりを指していた。景気がよかったころだから、京都中心地の若旦那が金に物を言わせて、なんか変な建物建てたりスカしたブティック何かが結構立っている地域だった。今はどうなんだろ? 最初の成り立ちから言うとそうじゃない気もするし、案外そのまま今まで来ているような気もする。

 建築中の鉄骨3階建ての1階、半地下みたいになってるスペースにコンクリートブロックを何百個かオレと50手前のおっちゃん2人の人力でトラックから運び込むというのがその日の仕事で。


 初夏であったから、そこそこ暑かったはずだ。で、汗かきのオレであるから真夏のように汗をかき、その日の相棒のおっちゃんや元請けの監督に揶揄われていたはずだ。今もそんな感じだから多分そうだったのだろうという程度の記憶。晴れてはいた、快晴だった。それは間違いない。


 それにしても前夜、オレはテレビを持っていなかったが、隣室の男の部屋から聴こえる、F1中継の音である。いつもにもまして大騒ぎだったけど、何を言っているかわからなかったけど、イマミヤさん、泣き叫ぶような声だったのは聴こえた。何かあったらしい、尋常ならざること。コンクリートブロックを手で運びながら、ずっとそれが気になっていた。


 とはいえ、夕方になるまでそれが何だったか知るすべもなく、夕方帰りのコンビニで売れ残りのスポーツ新聞を買ったか何かして、漸く前の晩のイモラ、タンブレロでの大事故を知る。この時点では情報はまだ錯綜しており、希望的観測もなくはなかったが、しかし、レスキューが駆けつけた時には黄色の「彼」のヘルメットからは脳漿があふれ出しており即死であったらしい。2,3日の内にそれは明らかになる。


 彼のFW16は、流行りの吊り下げ式ウィングのハイノーズではなかった。そうであったならもっと象徴的だったかもしれないが、雄々しいファルスがへし折られたのだ、と、何が時代の大きな潮目を感じてしまった。

 彼の死について、間違いなくショックではあったけれど不思議と悲しいという感情は大きくなかった。ただ、大きな挫折も停滞すらも良しとせず、何よりも前進を第一とした意志の結末に出会ったような気がした。これから人類の何かは坂道を、場合によっては転がり落ちるようにして降りていくのだ、そのように感じた。オレにとってのその時の日付は1994年5月2日。現地時間では5月1日のことだ。



 

2023年5月27日土曜日

2022年5月22日日曜日

2022年4月30日土曜日

7475 Ayrton Senna da Silva_26 & メメントモリモリ

 

7475 Ayrton Senna da Silva_26


 一個前のエントリを書いていて思い出した。そうだよ、5月1日じゃないか、と。セナの死から28年、もう28年だよ、え? 微妙にここ何本かのエントリとテーマが重なるので、画像、カワサキ空冷4発から離れて、5月1日恒例セナ画いきます。

 もうムリとわかっていたんだよ、あの頃、オレ。で、ぽっきり男根が中折れするがごとく、セナのウィリアムスはタンブレロの壁に激突し大破したのは、何かを暗示しているように思えた、とは、何度か書いた。ここは戦略的撤退をすべき局面であると強く感じるきっかけだったのだ、1994年5月1日にイモラサーキットで起きた出来事というのは。ここでこんな風に腐ってる場合じゃない、何かを練り直さねば、と思ったのだ。

 ここへきて、の一連のささやかな出来事は、神仏か、或いはセナかもしれないが、何かこの所ですることがあるのなら、ぼやぼやしてるんじゃない、と、そういったものが彼女を遣わしたのかもしれないな、とも思ったりもする。


 そんなことを思ったりもするのだが、だがしかし、だ、悪いものを抱えて死んで地獄に堕ちる人の骸は、黒ずんで重くなってしまうのだと、これは彼女の団体が言っていることなのだが、それを熱心にオレに言う彼女に、「あぁ、〇〇ちゃん、これ以上オレをがっかりさせにで!」と、内心思いながらも、かなりあいまいな表情をオレは浮かべていたことだろう。まぁ、これも書いた通り、翌日の職場での彼女はいつものようにカッコよかったからいいんだがな。
 死に際し、いよいよ魂魄が肉体から抜け落ちると、体重が何百グラムか落ちる、つまり、魂魄にも質量があるのではないか? という話はどこかで読んだことがある。死体になるとがおかしな具合に硬直し黒ずんでしまうというのはその人が地獄に堕ちたから、なんて初めて聞くが、どうやら彼女の団体の重要な教えでもあるらしい。

 言っちゃ悪いが、関係なくね? とか思ったが口には出さない。それは、多分生前摂取した化学物質のせいかもしれないし、オレみたいに心臓疾患を抱えて血の巡りが悪くなってりゃ、死んでしまうと早いうちにそうなってしまうこともあるかもな。逆に言うとオレが死ねばそうなってしまう可能性は結構ある。でも、そんなこと、多分自分の身に起こるであろうけれど、やはり、関係ないね、って。
 死ぬ時ゃ、そうだな、死期を悟ったら、南の島の人が来ないようなところの樹の根元に倒れ伏し、そのまま息を引き取って、ドロドロに溶けるように腐って土に還りたいものだと思っている。まぁ、その辺の野生動物とかに食い散らかされて、肉も骨もその辺に散らばって、そのままの形では土に還ることもかなわないのだろう。ただ、妙に黒ずんだシミを大地に残すのは一緒なのかもしれない。両親が死ねば、まぁ、妹はいるけれど他に係累がいない以上、そうなる自由もオレにはある。まぁ、日本国の領土の中でそれをすると関係諸方面に多大なるご迷惑をおかけすることになるかもしれないので、他所で。

 宗教にとって、死というのは重要なテーマだ。どの宗教にとっても。死んだら、今の思い、思うオレのこの心は、どこに行くのだろう? およそ意味消失というのが、言葉ではわかっても実感として想像できない。
 しかし、まぁ、前の職場で、山の中上司が目の下に延びる跡津川断層を見ながら言ったことが今でも忘れられなくて。このブログの前やってたウェブページにも書いたけど。

 「俺達ゃ、何千何万年の時間相手に商売してるようなもんだよな」

って。地質調査の仕事というのは、確かにそういう側面がある。地球誕生からの時間を24時間と見立てたら、人類がなんかもしゃもしゃやってる時間というのは、わずか0.2秒なんだそうで。そんなところで、自分の魂がどこに行くとか何とか、ひどく無意味に思える。少なくとも、死後の事について何か憂うるというのは、オレにはない、そんなヒマはないと認識している。何も残せないだろうけれど、残してもなんか無駄なような気がするけれど、オレの人生の勝利条件はそんなところにはないと思っている。

 でも、ま、それで、ちゃんと彼女はやっているのだから、彼女にとってこれは間違いではないのだ。それは尊重しよう。何事も相性なのだ。彼女とこの教えの相性はこの上のないものなのだろう。
 しかし、まぁ、困ったなぁ、彼女とその友人がオレに言ってること聞けば聞くほど、気持ちの乖離が止められない。



2022年2月12日土曜日

7346 Mclaren 720s GT3

 

7346 Mclaren 720s GT3

Mclaren 720s GT3
Dubai  2022
Brendan Iribe, Ollie Millroy, Ben Barnicoat


2021年8月22日日曜日

2021年7月7日水曜日

7009 Battle!

 

7009 B7100attle!

Ayrton Senna
McLaren MP4/7 Honda
Monaco 1992

with Nigel Mansell
Williams FW14B Renault


2021年7月3日土曜日

2021年6月20日日曜日

6855 Ayrton Senna da Silva_23

 

6855 Ayrton Senna da Silva_23

Ayrton Senna da Silva
McLaren MP4/8 - Ford HBE7 3.5 V8
Donington Park 1993


2021年6月12日土曜日

2021年6月8日火曜日

6760 Emerson Fittipaldi_7

 

6760 Emerson Fittipaldi_7

Emerson Fittipaldi
Texaco/Marlboro - McLaren M23 Cosworth
Zeltweg 1974


2021年6月3日木曜日

6717 McLaren Elva Mk II Oldsmobile

 

6717 McLaren Elva Mk II Oldsmobile

McLaren Elva Mk II Oldsmobile
Bruce McLaren
Riverside, 1965

2021年6月2日水曜日

6712 McLaren M8F Chevrolet

6712 McLaren M8F Chevrolet

McLaren M8F Chevrolet
François Cevert
Watkins Glen, 1972


 

2021年6月1日火曜日

6707 Denis Hulme_7

 

6707 Denis Hulme_7

Denis Hulme
Texaco/Marlboro - McLaren M23 Cosworth
Watkins Glen, 1974


2021年5月29日土曜日

6679 Peter Revson

 

6679 Peter Revson

Peter Revson
McLaren M16C Offy
Indianapolis 500miles, 1973


2021年5月27日木曜日

2021年5月12日水曜日