7235 Valentino Rossi 1997_1
Valentino Rossi
Aprilia RS125 1997
オレがヴァレンティーノ・ロッシというライダーを認識するのはこの年からである。相変わらず、田舎にはGPの中継はなく、千年屋氏の名調子も聞くことはできなかったが、テレビが観られなかったは、19、20の時と同じで、それでも、熱心な少年ファンの時と同じように、いろんな方法でGPを追いかける心理的余裕があった年だった。
この年、どのクラスでも日本人はシーズンチャンピオンこそとっていないが、2位以下の上位を占める、日本イヤーだったような気がする。
で、ロッシだが、125㏄で、2位以下、上田、眞子、坂田、徳留の4人の日本人を抑えてチャンピオンになっている。この年、ポディウムの中央に上がったのは、ロッシと上田のみ。
で、ロッシだが、125㏄で、2位以下、上田、眞子、坂田、徳留の4人の日本人を抑えてチャンピオンになっている。この年、ポディウムの中央に上がったのは、ロッシと上田のみ。
250㏄は、ビアッジ、ウォルドマン、原田の順だが、最後まで混戦だった。
500㏄は、安定のドゥーハンに続いて、岡田が、シーズン2位、青木兄弟が3位と5位で、阿部が7位。
であるからして、この年のロッシが、オレにとっての第一印象となる。ちっこい125にGPライダーとしては長身な身体を押し込むように折り曲げて走る様は、亡くなった若井を思い出させた。ああ、このコはすぐに上に上がっていく子なんだろうな、とそれだけで予感させた。
で、当然のように、125でチャンピオンを獲って、さっさと上に上がっていってしまったのであった。
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