川島なお美_9 (5852/8036)
川島なお美さんの訃報で思ったことをだらだらと 6
この期に及び、ネットに転がっている彼女の写真を年代順に並べてみる。
前期女子大生ブームのアイコン的存在であると同時に、グラビアアイドルの前駆であったわけだ彼女は。そのころの、今となっては幼さも見える健康的な時代。
今でいうアラサーあたり、彼女が演じた役そのままに、自分がイケてると勘違いしがちなおっさんたちが不倫相手に妄想しそうなエロティックな雰囲気を漂わせていた、しかし、何となくではあるが心ここにあらずという感じがあった時代。
今でいうアラサーあたり、彼女が演じた役そのままに、自分がイケてると勘違いしがちなおっさんたちが不倫相手に妄想しそうなエロティックな雰囲気を漂わせていた、しかし、何となくではあるが心ここにあらずという感じがあった時代。
「ワインがなんたらかんたら」とのたまっていた、本人はそれでも一所懸命だったに違いない、大変失礼な言い方だが、テレビモニターのこちら側では、しかし、どことなくきれいかもしれないけれど残念臭を感じ取っていた時代、と。
若い時の物は、ここでは置く。特に言うこともない。そのまま。
彼女の30代前半のころの写真。写真集の物にしろ、映画、ドラマのキャプチャー写真にしろ、心ここにあらず、どこか茫然としたもので、決して快楽に蕩けているような表情ではないような気が、今にしてみると思えてくる。
そして近年の。それを同じく年をとっている者が、加齢などという言葉で言い表してはいけない気がするが、化粧は、表面的な衰えのみならず、内面の何かをも糊塗して見せないようにしているが、それがうまくいっていないのではかったか、そのような印象がある。どこかしら空虚な表情なのだ。見せていたその笑顔ですら。
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