2015年9月27日日曜日

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川島なお美_7 (5848/8036)

川島なお美さんの訃報で思ったことをだらだらと 4

 「ワンレン、ボディコン」とか、「ジュリアナ」以前の「マハラジャ」あたりのディスコ文化。川島氏もそういうところに行ったのかもしれないが、イメージは重ならない。つまりは、バブル前夜あたりまでが出がけから女子大生のアイコンとして突っ走った川島氏の初期のころの話だ。

 かわいいが小狡い女の子、という、ネガな感じは、何となく伝え聞こえてきた青学の期末試験でのカンニング騒動でも拍車をかけたのかもしれない。それでも、ときどき見かけるとかして、何となく見かけることはあったけれど、超売れっ子から押しも押されぬ大スターというポジションからはホンの少し下で、そのまま忘れらされる、可愛かっただけの女の子、という感じがしてた。

 ヌード写真集がでるまでは。

 いまいち売れない、あるいは人気が凋落傾向にある女性タレントがヌード写真集で起死回生、なんていう話はありふれている、と、一般人は考えている。そういうパターンの中で、しかし、川島氏のそれはトップの話題性があった。同じ時期の宮沢りえ氏のそれと並んで話題をさらったと思うが、宮沢氏は当時あまりにも若く、エロくなかった分、川島氏の物の方に軍配が上がると個人的には思っている。

 ヌード写真集を出す、ということは、文字通り開き直りなのだろう。もしくは強引に芸能人としての活動の転換点を作り出そうとする行為だったのかもしれない。一般論としては、その手法も今や陳腐化していて、かつての川島氏のポジションに今いる芸能人がそれをしたところで、川島氏ほどの話題を得るかどうか、ビミョーかもしれぬ。

 そうやって転換点を設定した後どうするか、どうなるかだ。芸能人に限らず、誰もが年を追うごとに変わっていく。彼女の場合はどうだったか?

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