7309 The Pastday -station front of My Hometown
高校の3つ上の先輩にあたるモーリー・ロバートソン氏の先年亡くなられた御母堂、ロバートソン黎子氏の実家は、我が町では、それなりに名家として知る人ぞ知る。モーリー氏の従弟は妹の小中高の同級生の雪が積もってても短パンボーイだったりして、県内ではそれなりにデカいつもりでも関係者にすぐ突き当たる。
まぁ、でも、大学の社会学で習ったには、っていうか、講師が雑談に言ったには、日本においては、自分起点で知り合いの知り合いの、でつないでいけば、4~5人で大方の日本人につながるそうなんだが、まぁ、そんな感じで。
まぁ、でも、大学の社会学で習ったには、っていうか、講師が雑談に言ったには、日本においては、自分起点で知り合いの知り合いの、でつないでいけば、4~5人で大方の日本人につながるそうなんだが、まぁ、そんな感じで。
パンクロック好きの高学歴の変な外人(まぁハーフなんだが)として、渋谷陽一氏のラジオとかにちょくちょく出てた30数年前は、長髪でほっそりしたイケメンだったが、いつの間にか髪の毛が薄くなり貫禄も出て、って、その辺は人のことも言えないので、その辺にして、で、なんてったっけ? 経歴詐称でバタ臭い顔の人がMC降りた番組に代わりに出るようになってから、テレビで、モーリーパイセンの顔よく見るようになったんだけど、そうなる直前の、彼のYouTubeチャンネルで、故郷訪問というVがいくつかあって、その中でも紹介されていた。
今は取り壊されて、駅前ロータリーの一部になってしまったところにあった雑居ビル。モーリーパイセンは叫ぶように言った。「九龍城じゃねぇか!」って。オレもずっとそう思っていた。表のバスターミナル側には、ミスタードーナッツとか、旅行代理店の出店とかあったんだけど、裏側はなんか入るのためらわれる定食屋とかピンサロとか。内側は回廊式になっていて、変なところに祠があったりして、薄汚れていて。
高校生の時だったか、暇に任せて探検したことがある。言ってみれば、ダンジョン感。上層は、実は居住施設になっていて、回廊を抜き足差し足歩いていたら、生活音が聞こえたりして、慌てて退散した。
今は取り壊されて、駅前ロータリーの一部になってしまったところにあった雑居ビル。モーリーパイセンは叫ぶように言った。「九龍城じゃねぇか!」って。オレもずっとそう思っていた。表のバスターミナル側には、ミスタードーナッツとか、旅行代理店の出店とかあったんだけど、裏側はなんか入るのためらわれる定食屋とかピンサロとか。内側は回廊式になっていて、変なところに祠があったりして、薄汚れていて。
高校生の時だったか、暇に任せて探検したことがある。言ってみれば、ダンジョン感。上層は、実は居住施設になっていて、回廊を抜き足差し足歩いていたら、生活音が聞こえたりして、慌てて退散した。
或いは、押井守氏の「攻殻機動隊」、ゴーストハックされた光学迷彩男を追跡している場面のシチュエーション。あんな感じ。
突然異界に入り込んでしまったような感覚が、実はなかなか楽しかった。
耐震強度的に、恐らく完全にアウトで、全国的にも姿を消しつつある昭和40年代の建造物。そこに息づいた人の臭いとか何とか。
そいや、思い出した。高校の授業サボって、やはり今は無くなってしまったウチの街唯一の百貨店の昔の建物の屋上にあった、小さな遊園地っぽいスペースでぼーっとしてた時の事。一応、そういうものはそういうものとしてそこで「営業」してるんだけど、客なんて一人もいない。まだ、今みたいに人がいないなんてことはなかった中心街だったけど、見下ろすと、結構やれた感じの街並みが広がっていて、結構昼間なのに暗がりっぽいものもあったような気がした。
それがよかった、なんてこともないのだろうが、あれは夢の事だったのではないか、というぐらい、今は何もないウチの街の駅前だ。
それがよかった、なんてこともないのだろうが、あれは夢の事だったのではないか、というぐらい、今は何もないウチの街の駅前だ。
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