で、せせらぎ街道である。前来た時は、あまりに美味しい道なんで、高山から郡上まで一気に走り抜けてしまったのだが、さすがにコーヒーの一杯も飲む余裕も欲しいかな、と、後悔したものだった。で、それっぽい喫茶店に入ったわけであるが、玄関横のガレージに、デンと、この赤のドカが鎮座ましましていたのである。
店主は関西の訛がある。それを指摘したら「関西弁は訛ちゃうで、たのむわ、ホンマ」と、見事な定番のつかみありがとうございます、な、60過ぎぐらいのおっちゃんだった。っていうか、若い頃はクールスの佐藤秀光氏に似た、とっぽいにいちゃんやったんやろな、という感じの人。
まぁ、そんな感じで、店内には入らず、このドカを見ながらコーヒーをいただいた。そのときには、店主の友人で、おそらく休日を利用して遊びに来たのであろう、同じく関西弁の、もろこちらはオヤジという感じの人と、この900SSが如何に曲んねぇか、止まんねぇか、という話やら、このあたりに自生していた茗荷の食べ方とかの話をしてそれなりに盛り上がった。
一応、関西でリタイヤして、この奥飛騨で喫茶店をしているのだろうか? 如何にもそれ風だけど、実際そういているのを見ると、うらやましかったりもした。ただ、冬、この辺、めっちゃ寒いがな。
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