2013年2月25日月曜日
Kenan Sofuoglu
Sofuoglu Makes A Winning Start With Kawasaki Mahi Racing Team India
Kenan Sofuoglu on ZX-6R
@Phillip Island,rd.1 WSS 2013
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清成龍一
日本人初の最高クラスを獲るかもしれなかった男が乗っていた、世界最高のマシンを与えられたのは、しかし、まだまだこれからレーシングライダーとしてのキャリアを積まねばならない青年だった。時々ホンダはそういう残酷なことをする。例えば伊藤真一がそうだった。大抜擢と言えば聞こえがいい。
このマシンに乗るはずだった男ぐらいの才能があったなら、或いは其の抜擢に期待以上の成績を残すこともないわけではなかったはずだ。例えば原田哲也など、日本人ルーキーがいきなりクラスチャンピオンを獲るなどと誰が想像しただろう?
インタビュー記事で彼がこのときの葛藤を語ったものは、まだ読んだことがない。ただ、期待にこたえられない悔しさみたいなものはきっと少なくなかったはずだ。ソレをどう昇華していったか?興味がある。
Suzuki-Bakker GSX1100
思うに、MotoGPクラスのCRTというのはかつてのTTF1のようなスペシャルフレームビルダーがしのぎを削った活況を再現したいのではないかと思われる。確かに、所謂プロトと呼ばれる生粋のファクトリーマシーンとは雲泥の差だが、しかし、そもそも、ベースとなる市販車自体、性能はすでにとんでもないものなのだから、CRTがシャシーだけ換えるというのもうなづける。
あとは、かつてのターボ、NA混走時代の四輪のF1がそうであったように、CRT部門の表彰みたいものがあれば、それはそれで盛り上がりそうなのだが。
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