8853 Biturbo _2
マセラティのビトゥルボ、80年代、なんかちぐはぐで時代の波にイマイチ乗り切れていない青少年の悩みに対し「ソープへ行け!」と喝を入れていた北方謙三氏が、丁度その頃乗っていたのではなかったかと思う。
アラテン(なんて言う言い方があるのかどうかは知らんが、要するに10歳前後のおこちゃまのころのことだ)のあたりで、スーパーカーブームの洗礼を受けた身としては、マセラティといえば、ボーラやメラクのような、流麗で、ライトがパッカンと開く車をイメージしていたので、この押しの強い強面デザインは、それはそれでシブいと思った。
乗ったことはないので想像だが、当時のイタリアのツインターボなど、そうとうじゃじゃ馬のドッカンターボだったんじゃないかと思う。実際自分が載る分には、う~ん、となるかもしれないが、如何にもキケンな雰囲気が楚々割れる、頭の弱いやつだった、オレは。

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